周辺の見どころ
五箇山 菅沼合掌造り集落 (車で約10分)
1995年12月、ユネスコの世界遺産に文化遺産として登録。 「合掌造り」と呼ばれる茅葺きの家屋は、国内の他地域にはない、五箇山と白川郷のみに現存する大変貴重な民家の形式です。
世界遺産に登録された相倉合掌造り集落には23棟、菅沼合掌造り集落には9棟の合掌造りが現存していますが、約100年~200年前のものが多く、古いものは400年前に建造されたといわれています。
雪深いという厳しい自然に対応する強固な造り、さらに生活の場と生業の場をひとつにした合理的な建築です。人々の生きる知恵が生んだ偉大な発明、それが合掌造りと言えます。
相倉・菅沼は、国指定史跡であり、世界文化遺産として登録された文化財保護地域です。また、地域住民約80人が現在も生活しています。
白川郷 荻町合掌造り集落(車で約15分)
白川郷の荻町地区は合掌造りの集落で知られています。
五箇山(相倉地区、菅沼地区)と共に独特の景観をなす集落が評価され、白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。「世界遺産白川郷合掌造り保存財団」などがその保存にあたっています。
白川郷の集落は、1995年に世界文化遺産に登録され年間140万人が訪れる人気の観光スポットとなっています。白川郷には、一般公開を行っている民家、民宿、食事処など多くの合掌家屋が点在しています。
桂湖(かつらこ)
決して濁ることのない静かな湖面には、深い緑の山々と鮮やかな青空が映し出され、まるで時間を切り取るようにカヌーがゆっくりと横切っていく・・・。
桂湖を目の前にしたとき、そこには音ひとつない世界が広がり、無音の「音」が聞こえてきそうな、そんな感覚に包まれます。
桂湖ビジターセンターから眺める2000メートルのボートコース。行き交うカヌーは波も立てず、大自然に身をゆだねているように見えます。
日常の喧騒からはなれ、大自然の悠久の時の流れを身近に感じる。「時を忘れて」というフレーズは、こんな感覚なのかもしれません。。桂湖ビジターセンター 公式HP